2016年08月2日
写真は歯科用CTのデータ画像になります。
歯科用CTとは、コンピューターを用いて断層撮影(輪切りの画像)を行なう装置でコンピューターがデータ処理を行ない3次元の立体画像や断面図を得ることができます。
従来のレントゲン写真では平面での情報しか得られませんでしたが、歯科用CTでは神経や血管の走行位置や骨の厚みなど立体での精密な情報がわかります。
特にインプラント治療では顎の骨の厚さや形態、神経・血管の位置などを知ることはとても大切です。そこで歯科用CTを使用してインプラント埋入手術前にこれらを精密に診断することで、事前にインプラント手術のシュミレーションが可能となり、結果として手術時間の短縮や術後の痛み・腫れの軽減につながり、安全で確実な治療を行なうことができます。
つまり、患者さまの体への負担を最小限にするためにも、必要不可欠な装置といえます。
また、埋伏智歯(埋まっている親知らず)の抜歯の診断にも必要です。
戸田歯科には最新の歯科用CTが設置されていますので、患者さまの状況や症例に合わせて全て戸田歯科院内にて歯科用CTを撮影させて頂いています。